敏感肌とバリア機能低下
2024/12/11
こんにちは。
伊賀市でフェイシャル・エステサロンを経営しているKOHAコハです。
敏感肌の方は、肌への刺激を最小限に抑え、バリア機能を高めることが大切です。具体的なお手入れ方法をまとめました。
①洗顔
やさしい洗顔料を使用する
弱酸性で無香料・無着色の低刺激のものを選びます。クリームやジェルタイプがおすすめです。
ぬるま湯で洗う
熱すぎるお湯は肌を乾燥させるため、30~35℃程度のぬるま湯を使います。
こすらず優しく洗う
泡をたっぷり立てて、手が肌に直接触れないようにして洗顔します。
②保湿
アルコールや香料が含まれない化粧水・乳液を選ぶ
セラミドやヒアルロン酸、グリセリンなど保湿成分が含まれた製品がおすすめです。
たっぷり保湿する
洗顔後はすぐに化粧水をつけ、乳液やクリームで水分を閉じ込めます。
③紫外線対策
低刺激の日焼け止めを使用
敏感肌用の日焼け止めを選び、SPF30程度の日常使いに適したものを使います。
帽子や日傘で物理的に守る
日焼け止めだけでなく、帽子や日傘も活用しましょう。
④メイク
ミネラルコスメを活用
敏感肌用やミネラルファンデーションを選ぶと刺激が少ないです。
しっかりクレンジングをする
クレンジング剤はオイルフリーやバームタイプで、洗浄力がマイルドなものを選びます。
⑤生活習慣の改善
バランスの良い食事
ビタミンC、E、亜鉛を含む食品を意識的に摂りましょう。
十分な睡眠
肌の回復力を高めるため、質の良い睡眠をとることが大切です。
ストレス管理
ストレスは敏感肌を悪化させるため、リラックスできる時間を持つようにしましょう。
⑥皮膚科を活用
症状がひどい場合や化粧品が合わない場合は、専門医に相談して適切な治療や製品を提案してもらいましょう。
このように肌の状態に合わせて、過度にケアをしすぎず、シンプルなケアを心がけることがポイントです。
さらに、敏感肌の方やバリア機能が低下しやすいこの時期は表面上の顔の赤みもでやすかったりします。
バリア機能の低下と顔の赤みには密接な関係があります。バリア機能が低下すると肌が外的刺激に弱くなり、炎症や赤みが発生しやすくなるためです。その関係性を詳しく説明します。
①バリア機能とは?
肌のバリア機能は、主に角質層によって構成され、次のような役割を果たしています。
外部刺激から肌を守る
紫外線やほこり、アレルゲン、化学物質などから肌を保護します。
水分を保持する
肌内部の水分を逃がさず、うるおいを保ちます。
バリア機能が正常であれば、肌は刺激を受けにくく、健康的な状態を保てます。
②バリア機能低下が赤みを引き起こす理由
外部刺激が直接影響する
バリア機能が低下すると、紫外線、花粉、化学物質などの外部刺激が肌内部に侵入しやすくなります。これにより炎症が引き起こされ、顔に赤みが出ることがあります。
乾燥による炎症
バリア機能が弱まると肌の水分が蒸発しやすくなり、乾燥状態になります。この乾燥が原因で肌が敏感になり、赤みを帯びることがあります。
血管の拡張
刺激や炎症があると、体は修復のために血液を集中させます。この結果、毛細血管が拡張し、顔に赤みが現れます。
アレルギー反応
バリア機能が低下するとアレルゲンが侵入しやすくなり、アレルギー反応として赤みやかゆみが生じることがあります。
③特に赤みが出やすい人の特徴
乾燥肌や敏感肌
これらの肌タイプの方はバリア機能がもともと弱いことが多く、赤みが出やすいです。
摩擦や刺激に敏感
洗顔やメイク落としの際に肌をこすりすぎると、バリア機能がさらに低下します。
血管が表皮近くにある人
皮膚が薄い方は、刺激によって血管が目立ちやすく、赤みが強調される傾向があります。
4赤みを防ぐための対策
バリア機能をサポートするスキンケア
セラミド、ヒアルロン酸、コレステロールなどを含む保湿剤で肌をうるおわせる。
アルコールや香料の入った刺激の強い製品を避ける。
摩擦を避ける
洗顔やタオルドライの際に肌をこすらないようにし、優しく扱う。
紫外線対策を徹底
紫外線はバリア機能を低下させるため、日焼け止めや帽子を活用する。
肌を保護する
乾燥やアレルゲンの侵入を防ぐため、外出時はマスクやスカーフで顔を守ることも有効です。
⑤専門医に相談すべきケース
赤みが長期間続く場合。
痛みやかゆみを伴う場合。
市販のスキンケア製品では改善しない場合。
皮膚科医の診察を受け、原因を特定して適切な治療(薬用クリーム、抗炎症薬など)を行うことが重要です。
このようにお肌が敏感に反応する時や表面上に目に見えて反応がある、顔全体に反応がある場合はバリア機能が低下している状態が起こっていると考え、対応していくことが大事になります。
自宅でのケア方法で困ったことがあれば是非当店へお越し下さい。ケア方法のアドバイスやお肌の状態把握をさせて頂きます。
----------------------------------------------------------------------
KOHA コハ
住所 : 三重県伊賀市上野忍町2473-5
MIYAKO PLUS 1F102号室
電話番号 :
080-4717-5599
伊賀で赤みや肌荒れをケア
----------------------------------------------------------------------